「あ、おにーちゃん、ちんちんに毛が生えてる~~」
バキッ☆☆☆
「うぇ~~~ん、おにーちゃんがぶったぁーっ」
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私が確か中学に入って間もない頃だったでしょうか??オヤジとか弟たちと連れ立って銭湯に行ったときに弟が私の股間を見てそう叫んだのを比較的晩生の部類だった私はなんかとても気恥ずかしくて勢いに任せて弟のドタマを殴りつけたのでした。
ご自分に兄弟がいらっしゃる人には、こんな同じような経験、思いをされた方は結構いるんじゃないでしょうか?(笑)
やっぱこの頃の思春期に差し掛かった自分、本人の意識・意思とは全く関係なく勝手に身体が変化していく様にかなり動揺したり戸惑ったりしたものです。特にトイレでしゃがんだ時に発見した記念すべき「最初の一本」には。。。
「なんじゃこりゃぁぁぁぁぁぁ!!!」
思わず最初の頃はそんな戸惑いから証拠隠滅するように「一本一本抜いて」いましたよ(爆)
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なんてのっけからいきなりナニを話し始めるんだ?!このオヤジは、、、とお思いの人もいらっしゃることでしょう。いやいや、決してエロブログではございませんので悪しからず。
いえね、昨日の夕方、自宅からうちのオカミサンが血相変えて、、、というかうろたえながら電話してきたんですよ。
「ねーねー、あの子(長男)ったら、『おちんちんってホントは何て言うか知ってる??』って聞くんだよ~。でね、、、」
オカミサン、
「なんて言うの?」
長男、
「“ペニス”って言うんだよ。」
オカミサン、
「( ̄□ ̄;)!!」
「んでね、ちんちんが大きくなることを“勃起”って言うんだよ。」
「んでね、んでね、精子と卵子がくっついて受精して赤ちゃんになるんだよ。」
「んでね、んでね、んでね、・・・乳房が・・・性器の周りに毛が・・・夢精が・・・」
オカミサン「○×※ζ$!!?~Ф†◇=333」ちょ~パニーック!
どうやら小学校での「性教育」の授業でしこたま仕入れてきたらしいです。
うわぁ~、もうそんな実務的な(爆)いやいやそんな具体的なことまで小学4年生に教えてくれちゃうんだ?!自分らの時はどうだっただろう??と照らし合わせながらも正直なところ戸惑いを隠せない我が家の親どもなのでした。
そうか、そろそろそういった今までどちらかと言うと隠そうとしていた事柄をこれからは加味しながらの物言いをしていかないといけない時期に差し掛かってきたんだなぁ、、、となんとも複雑な心境だったりします。
TV番組にしてもなんとなくヤバそうな雰囲気だったりいきなりだったりしたときはすぐにチャンネル変えるだとか身体を張ってブロックしたりとかしていたオカミサンでしたが(私はどちらかというと開けっぴろげなもんでノーマークです 笑)、これからは余計にそこいらへんも神経を配っていかないといけないんだなぁと思いました。
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とはいえ、そんな彼自身の言動に本人なにひとつ重大性を感じていない感じていよう筈もない我が家の長男くんはひとつも恥ずかしがることなく開けっぴろげに、その日新しく仕入れてきた、そしてその言葉を発するたびに親どものリアクションが面白くなる、そんな便利グッズ?楽しいアイテムを弟にまで伝授しつつ嬉々として連発していました。
私が仕事から帰ると長男が、、、
「おとーさん、ちんちんが立つことを何て言うか知ってる??勃起って言うんだよ。」
「おうっ!んで、勃起して射精してテメェーらができたんだ!!」
部屋の中で弟とサッカーごっこで戯れる。
「勃起キーック!」
「ペニス・ヘディング!!」
夕べの我が家の中には、外ではとても大声で口に出せない単語・隠語が意味もなく飛び交っていたのでした。
これぞまさしく「明るい性教育」??
ただね、それらの言葉の持つパワー(いろんな意味での影響力)などま~ったく知る由もない、ある意味「爆弾小僧」であるところの次男暴がそれを覚えてしまったわけであるからして、、、ちょっと心配。
頼むから外でその「爆弾」を落とさないでd(^-^)ね!
例えばスーパーの店内真っ只中で、、、
「勃起ーーーっ!」
オカミサン、まんまと犠牲者だな。
合掌