アレからどうなったものかと夕べ整備班ちょどのへ電話してみました。
「カムが逝っちゃってましたね~」
あぁ、ヨシムラさんちのカムがぁぁぁ
カムホルダーとカムがまるで溶接されたように金属同士が溶け合うようにして焼き付き固着していたそうです。
バラすのにバールでこじって剥がしたそうです。
不思議なもので、バルブまわりやピストン・シリンダーは全く異常は見られなかったそうです。
恐らくは、ヘッドへのオイルラインが完全には塞がれていたわけではなく、カムまわり潤滑でケースへのリターン部分直前で潤滑量が足りなくなっての焼き付きと思われます。
裏ストレートあたりで突如エンジンまわりから「きゅるきゅるきゅるっ」という異音はこのカムからの断末魔の悲鳴だったのでしょう。
ピットロードでエンジンストールしたことによりその余熱で溶接(笑)されちゃったんでしょうね。
もし、あのときピットロードに入れずホームストレートに入っていっちゃったら・・・身の毛もよだつ恐ろしさかな。
ただ、前にも言ったように、石橋を一度は叩き割らないと気がすまない(?)うちの整備班ちょどのは、全てやり直しの段取り組んでました。
クランクの芯出しチェックの依頼をした某Nプ☆ンの人にも「大丈夫じゃないの~?」と言われたのにそれを叩き割ってのピストン・シリンダーをはじめ腰上全取替えをするのでした。
「やっぱ心配だし~・・・」
凄すぎだぜ、アンタ。
ま、レースだし、DE耐だし、7時間だし・・・ね。