過ぎ去るのが惜しまれる唯一の月のような気がします、８月は。
いやこれは私の独断と偏見ですが。やっぱ世間には夏のクソ暑さがでぇーっきれーだ！くぅ～、２月のあの手足も痺れるような寒さがたまらん！っていう雪男のような人もいらっしゃるでしょうから。
ま、なんにせよ、そんな人間の好き嫌いに関係なく容赦なく季節は移ろい過ぎていくわけですよ、ここニッポンでは。う～む、やっぱニッポンはいいね。四季があって飽きないもんね。そりゃまぁ確かに季節に合わせた着る物用意せねばならんとか面倒くさい事もありますが？(笑)
さて、バイク乗りにとっては、今年２度目の天国がやってきます。
極寒が緩み春を迎えた頃がまずは１度目の天国。
猛暑が緩み秋を迎えた今頃が次なる２度目の天国。
そう、やっぱこの天国をみすみすスルーするわけにはいかないでしょう。
そう、行かないとね、行かないと、ツーリング。走りにさ。
私はこの秋、１０月で誕生日を迎え、大台に乗っちゃうのね(笑)
だからさ、今のこの代、最後の記念としてドカーン☆と行ってみよう！と考えているわけですよ。はい。
人それぞれのレベルでの「ドカーン☆度数」というのがあると思うのですが、大体どの程度の距離数・場所ならば「うげぇ～？！そりゃ驚きだ！！」級になりますか？
ちなみに私…厳密には私らのドッカーン☆度Ｎｏ１は・・・アレだよな、やっぱ。
最初の段階では、休みに限りがあって日帰りが関の山。それならば一日で一体どこまで行けるかやってみよう！という発想から始まったのが私の企画、「午前３時発シリーズ」(爆)
１回目は、東北道・蓮田SAに午前３時に集まり、日帰りで会津若松～喜多方～米沢～裏磐梯～福島界隈を巡っていったら総走行距離が８００kmに若干足りない。
それならば次は８００kmを越えよう！と掲げての第二弾。中央道・談合坂SAにまたまた午前３時に集まり、これまた日帰りで松本～乗鞍スカイライン～白川郷・・・のあたりで雨に祟られ、寒さと睡魔と疲労と空腹とでそれはまるで修行僧の気分を味わったツーリングとなりました。
それでも、そんな目に遭いながらもやはりツーリングというものは楽しいものです。ましてやそんなアホに付き合ってくれるお仲間がいるということは何よりも頼もしいし楽しいです。
で、そんなお仲間のうちのひとりがポツンと呟いたのですよ。
「今回で８００kmは達成だし・・・んじゃ、次はキリ良く４桁ですね？」
んなもん、キリ良くしなくていーっての！？
で、それは今から３年前になりますが、これでどーだ！と半分ヤケ気味に「来れるもんなら来てみやがれ！」と企画したのがコレ。
「午前３時発シリーズ、トドメじゃ！日帰り1,000kmツーリング from 東京 to 能登」
http://hey-hey.hp.infoseek.co.jp/ride-on/1000km_tu_01.html
午前２時に中央道・談合坂SAにはこんな夜中だというのに見送りの人まで来てくれて、総勢20名ほど。うち実際同行してくれる人でも10人以上はいたと思います。ホントにね、もうね、みんなバカかと、アホかと。
で、夜討ち朝駆け…もとい、夜駆け朝も駆け。ひたすら走り、松本～白川郷～金沢～能登半島の千里浜でようやく日本海を拝むことができたときには既に夕方でした。結局当初の計画では能登半島を周遊するつもりでしたが、千里浜の海岸線、砂浜を走り抜けそのまま帰路についたのでした。
結局解散場所の中央道・談合坂SAに辿り着いたのは日付が変わろうとしていた頃でした。結局「日帰り」ではなく足掛け２日でのツーリングになってしまいましたので、一応題名も変更です。「24時間耐久ツーリング」と。
そんなおバカなことをぶち上げるのにはやはり気合というかきっかけが必要です。ましてや前回のそれから随分時間が経ってしまっては余計です。そこで自分の代変わりを今回はきっかけにしましてですね…(笑)
ましてやいい歳こいて、そうそうこれからできなくなってくるでしょうし、今のうちですかね。
さてはて、一体どこへ行こう？？
中途で断念せざるを得なかった「能登一周」を成し遂げるか？
はたまた、、、予てより思い寄せている紀伊半島方面、高野龍神スカイライン～潮岬を目指すか？
遠い・・・遠すぎだっちゅーのっ！無理無理～
とか言いつつ、ツーリングマップル片手にルート設定している自分がいたりする(笑)
この秋のテーマは・・・「冒険の秋！」
これで決まり！
