内装工事関連の仕事をやっている私は、いつものお得意さんからいつものような仕事依頼が入りました。
それは赤坂のとあるマンション一室内のほんのちょこっとの手直しなどなど。
「入居者いるからエントランスで呼び出しボタン押して上がっていってね。あとはヨロシク。」
ふむふむ、んならその入居者の人とあとは打ち合わせればいいのだな・・・。
そんなわけで指定の時間に１Ｆエントランスから呼び出しボタンをピッポッパ。
ん？！なんか嫌ぁ～～～な予感の第一声。
「はろ～」
「・・・・・（うげっ？もしかして外人さんかよ！？でも片言でも日本語話せるんだろうな？）」
とか腹の中でたかを括りながらも日本語でまくし立てていたら通じたのかオートロックのドアを開けてくれましてホッとしたのでした。
そして指定の部屋へ行くとやはり出てきたのは若っぽい感じのアメリカ～ン？って感じ～ぃ(笑)
「◎×▽～※＄／ζ・・・・・・・」
うげっ？！ここここいつ、全く日本語話せねぇ～じゃん？！
こここここれはヤバめかも？！
その昔の高校時代は英語が大好きで大学も英文学部を目指そうと思っていた私ですが、今となっては「あ！その単語知ってた！その言い回し知ってた！その熟語も確かに覚えていた！」・・・ってみんな過去形だったりする現在の私。
「（このヤンキーが！こちとらちんぷんかんぷんなんでぇー！もちっと as slowly as you can. で頼むぜ！）」とか心の中でムカつきながらも、わけもわからず「オーケー、オーケー！」で切り返し(笑)
でもま、なんつーか、火事場のバカ力ってのでしょうか？とりあえず相手も身振り手振りで何を言ってるのかわかったし、こっちも片言ながらも英単語並べ立て身振り手振りで「オーケー、オーケー！」
最後はお互い「サンキュー、サンキュー！」で「オーケー！」よん。
生身の外人さんと面と向かって会話したのって実に新婚旅行以来の１０年ぶりでしたが＜＜石＞＞になることもなく、なんだか気分は国際人の仲間入り？は～っはっはっは～
・・・おめでたいヤツだねぇ・・・(自爆)
