ココのあちこち徘徊しているときにたまたま発見してしまった彼のこと。
彼のことが彼の友人のブログにあった記事。
これまでも彼のブログたまに見てたりしたけど、どうも具合悪そうなんだな・・・
そう思ってはみたものの、そもそも元来元気印な彼のこと。
すぐまたパワー全開になるものと信じて疑わなかったのだが・・・
ま さ か ・・・ 天に召されたとは あ ま り に も 信じがたい。
彼とはかれこれ10年ほど前に、私が主宰していたツーリングクラブで知り合った。
第一印象はまさに好青年を絵に描いたような男だった。
彼との初ツーリングに彼が乗ってきたバイクはスズキのＧＳＦ１２００。TADAOのコンバット管のバッフルが抜いたあったような気がする。そしてリアタイヤのショルダー部は熱でダラダラに溶けまくっていた。公道オンリーでここまでタイヤをダラダラにしているのなんて見たことない。後日聞いたところによると、新木場の倉庫街あたりで小僧相手に鴨にしまくっていたらしい…。
当時の私のバイクは１１００カタナ。とても楽しいペースで絡ませていただいたのであった。
その後カタナを事故って潰してしまいガンマに乗り換えたところ、「カタナの方が早かった。シャキッとせーっ」などと彼に言われちまった…のが今でも鮮明に耳に残っている。
クラブ企画の泊まりのツーリングにも彼とよく行った。走って飲んで騒いでワッショイっ♪
今でもいろんなそのころのヤバい「写真」いろいろ在庫。もちろん彼のも・・・
その後、ＧＳＦを盗まれてしまい、あまりの悔しさに発売したばかりの「ハヤブサ」に乗り換えた。
「お披露目したるー！」と土曜の夜の10時に第三京浜保土ヶ谷PAに集合掛けやがって、そこから夜の箱根～伊豆スカの霧の中を疾走。修善寺の温泉宿街で地べたに座って休憩しながら近所の宿のジジィと話が盛り上がっていたかと思うとそのジジィがマグロの赤身の塊を「ホレ、食え！」と持ってきた。みんなでつまみながら何故だか片手には・・・だったり？
朝靄煙る中の帰路。バイクで真夜中を縦断。バイク三昧している実感、充実感たっぷり包まれていた。
その後も、たまに一緒に走ったりはしていたけどご無沙汰になり、そのうち転勤で神戸の方へ行ったらしい。年に一度、年賀状だけのお付き合いになってしまっていたけど、彼は相変わらずパワフルにバイク三昧していたくれた。もて耐や岡山ＴＩなんかでも大暴れしていたらしい。ホントすげ～ヤツだったんだな。
年齢的にもわたしのひとつ下ってことでとても身近に感じていた。自分はいろいろ制約によりバイク三昧とはいかなかっただけに、彼の活躍ぶりには心底勇気付けられていた。オッサンもまだまだいったるでーっ！若人たちよ！！ナンテ
もうかれこれ1年くらい前になるのかな？某ブログ（つまりココ）で彼のを偶然発見した。
「あらら～？お久しぶり！」ってなもんでとてつもなく久しぶりに彼との会話が再開した。そしてそれによると最近こっち（東京）に戻ってきていることを知った。
そのうちまた一緒に走れるかも？楽しみだな～・・・なんて期待していたんだけどな。。。それも今となっては、文字通り、人の夢・・・儚いな。
栗原伸二どの、、、心よりご冥福をお祈り申し上げます（合掌）
