おっさん's だいありー

主にバイクのこととか、ランニングのこととか、Jリーグ・FC東京のこととか

絶対無事帰宅の使命


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昨日の土曜日、前の晩にいきなり思い立ち「旅に出ます。探さないでください。」と早朝よりちょいプチ旅してきました。ほんとプチ走り。

とりあえず本能の赴くままに……で、第三京浜へ。峠小僧のころの定番エコノミーコースとしていつも辿っていたルート。
第三京浜→横浜新道→134号室海沿いの道→西湘バイパス→箱根新道。そこから気分で芦ノ湖スカイラインとか伊豆スカイラインとか。
まぁとにかくなにかと伊豆箱根には大変お世話になりまちた。感謝。

で今回はそんな感じにそのときの気分を思い出しまた味わってみたくて。
走っていて随所に「そうそうこんな感じ。こうだったああだった。やらかした」などなどww。しばし懐かしい気持ちに浸る。

その中でも特に、もうかれこれ10年以上ぶりに”バイク”で走る「西湘バイパス」には思わす歓喜の声をあげたものだった。

自分の脳裏に残るそのシーサイドラインの残像は、ギラギラ陽射し照りつける真夏の太陽の下、路面遠くにはユラユラと陽炎が立ち上っている。波打ち際で戯れる夏客たちを傍目で見やりながら、こっちは上からの熱気と下からのバイクの熱気にむせびながらただただアクセルを捻り向こうに見える箱根の山を目指し走る……なんて。

そんなその時のイメージがパッと頭の中に蘇り、気分だけはタイムスリップ気分を味わいながら海沿いの道直線道路を走り進めたのでした。「ただいまー!」そんな気分で。

早川口からは「箱根新道」へ。
あ、そうだった。ここ、無料化したんだっけ!思わずラッキー♪
入って行き方もいちいち一般道へ合流することなくスムーズに行けるよう新しく道もできていた。あの当時とは少しづついろんなことが微妙に移り変わっていってるんだな。自分がどんだけ浦島タロさんなんだか…と思ったものでありました。

いろんなことが変わったのはなにもまわりの環境、ハード面ばかりじゃないことにも気付いたのでした。それは自分自身の変化にも。

そこまでもそうだったのだけど、それまでの自分ならば当然山道・箱根新道に入ったらいきなりフルスロットルくれてからの~あとは終点までは景色なんて目に入らん凝視するのは路面とラインのみ。少しでも深くまでバイクをバンクさせることにのみに生きがいを感じバイクを突っ走らせていたのでした。それが峠小僧だった自分。

それなのに。。。
昨日、箱根新道に入ってからの自分は、まぁそれが本来当たり前のことなのだがという注釈はつきますが、終始4輪車の車列に従ってそれこそのんびりマイカーペースで箱根の山を登って行ったのでした。
山道入ってほどなく、対向のトラックが激しくパッシング出してたんで、こりゃこの先でナニかやってるな?と気を付けながらの走行ってのもありましたけどね。案の定、登坂車線が始まる少し手前の直線路の先でアノ方々がチェッカーフラッグを手に待ち構えておりましたね。ハミ禁取り締まりの様子。何台も4輪車がお縄にかかっておりましたな。

ただそれからもずーっとのんびりツーリングは変わらずで、波寄る年月は自分をこうも変えさせてしまったのか??へー、変われば変わるものだな。自分で自分のことに驚いたものであった。


箱根新道の終点からはそのまま国道1号を三島側へ。道路もあちこち整備され随分と走りやすくなったものです。

行き先を特に決めてなかったし、サクッとなんとなく走りたかっただけなので、そろそろサクッと戻っちゃおうかな。三島から沼津へ抜けて、その沼津の海岸線「千本松原」でしばしボォーっと海を眺め、東名沼津ICから乗って引き返しの途についたのでした。

帰りの高速でも、本来ならこれまたスロットル全開!で全伏せ姿勢で風と闘いながら前方一点凝視でカッ飛んでいたものを、”それなりの”安全第一が一番ね♪的なww それでも時おり昔の血が蘇り騒ぎ出し、アクセル握る手に力が入ることもあるけど、そこは自分に言い聞かせ、平常心平常心…。今日はナニがあっても「絶対に」無事に帰らないといけない。そういう<<大使命>>があるのだ、と。

ふぅ~…無事帰宅。
バイクを収納。今日も無事に最後まで走りを全うしてくれてありがとさん。よくガンバったな、ジィさん。まだまだ若ぇーもんには負けんなよ。あ、オレもかww

止めたバイクのエンジンから立ち込めているまだ冷めやらぬ熱気に、今日一日の久しぶりひとり旅の思いを馳せ、やっぱなにがあってもバイクはええもんだーと改めて思ったのでありました。
が、、そろそろGSXの油冷エンジンにはちと厳しい季節の到来も感じずにはいられませんでしたが。
ひゃぁーー、股ぐらあぢぃかったよ~~。火傷するわー


さーーーて、これを書いてるのは22日(日)の昼の12時ちょい過ぎ。そろそろ準備して行くかな。

そう、東京ドームへ。

涙、涙のLast GIGSへ。


この日この時のためにナニがあっても絶対に無事に帰ると心に固く決め、そして無事帰宅し、そしてソレにいざ臨む。


ヒムロックの認めたくはない最後の姿を見届けに。

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公式サイトより転用御免



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西湘バイパスのパーキング。バイクいっぱ~ぃ♪♪ 懐かしいな。