おっさん's だいありー

主にバイクのこととか、ランニングのこととか、Jリーグ・FC東京のこととか

身体を張った海水浴

「誰も風邪ひくなよ~!怪我するなよ~!(祈)」

「車壊れるなよ~・・・(念)」

海行きの日が近付くにつれて、誰かがナニかをしでかすんじゃないかとヒヤヒヤの心境。
おまけに車じゃないとかなり行きづらい場所なだけに、行く前に車が壊れないかとこれまたヒヤヒヤ。以前一度ラジエーターのサーモが壊れて水温計レッドまっしぐら!なんてことが都内を走っていたときにあったもので・・・(汗)

で、まぁ、一番危うい小僧どもも無事にやり過ごせたようです。

んがっ

駄菓子菓子!

こんなところに伏兵が!?

前日になってうちのオカミサンが突如腹痛を訴え、悶絶・・・

やはり一筋縄ではいかない我が家のレジャーなのでした。

痛み止めを服用しながらの出発。
意地でも行ったるでぇ~というド根性。
ご立派~

13日の早朝5時半頃自宅を出発。

30分ほど走って、まずは次男暴・・・げろげろりん(爆)

おいおい、まだ始まったばかりなのだぞ!?山道だってまだまだ遥か向こうだというのに・・・(汗)

時季が時季だけにどんなんなっちゃうのか心配しましたが、道中めちゃくちゃな渋滞に遭遇することもなく昼前の11時半頃には南伊豆・弓ヶ浜に到着できました。ホントはもう少し早く着けそうだったのですが、次男暴のゲロゲロリン騒動があったり、あとまぁ途中の休憩ではどうしても長くなってしまうのは仕方のないところですね。

あ、そうそう、下田街道の道中にある「いのしし村」で食べた『わさびソフト』
小辛、中辛、大辛と辛さの度合いを選べるのですが、せっかく「わさび入り」を食べるのだからと私は「大辛」を選んだのでした。結論としましては。。。

そんな驚くほど辛くはない。

・・・でした。
オカミサンは「やっぱソフトクリームに辛さは求めたくない。甘いイメージを崩したくもない」と拒絶。
私も終始首をかしげながらとりあえず完食したのでした。

その後、車を走らせる私の身体の中ではなんともいえない違和感というか不快感というか・・・
冷たくて甘い物を食べたのに、腹の中からカッカッカ…と熱くなっていくような感覚が。
オマケに一番イヤだったのは・・・

ゲップっっ。。。

甘ったるさの中に、ワサビの風味がマッチして・・・キモイ

次男暴じゃないけど、自分で運転しながら<<<ピー>>>しそうでした(爆)


さて、現地に到着したらそのまますぐに海支度。
浜辺にテーブルやら椅子を並べ、パラソル オープン♪
昼少し過ぎた頃、昼飯の準備。
我が家の毎度の作戦。
高くて不味い海の家は「いいえ」。それならばカップラーメンの方がまだマシというものさ。

そんなわけで持参のキャンプ用バーナーで湯を沸かし、カップラーメン(焼きそば)でいってみよう~
その準備をしているときに・・・

「当海水浴場ではバーベキュー及び一切の調理を禁止しています」

な~んてアナウンスが流れてきまして・・・あわわっ

それでも実力行使あるのみ!
監視員が来ないか周りを見渡しながらの挙動不審者ぶり。

カップヤキソバに湯を注ぎ、時間と共に今度は湯を捨てるわけですが、そこで事件は起こりました。

周りに注意を払いながらの無理な体勢で湯切り作業を行ったので、こぼそうとした湯が誤って逆から出てきてしまい、その湯が自分の右足甲へ直撃!?

「あ"ぁ"・・・」

声にならない声が絞り出て来ました。
持っている器を放り投げるわけにもいかず、しばし右往左往。
するとオカミサンが目の前のクーラーボックスの中から氷を取り出し、すぐにアイシング。

パンが入っていた袋の中にありったけの氷を詰め込み、その中に右足を入れまして、それから小一時間は氷を取っ替えひっかえしながら冷やし続けました。
様子見で氷の中から足を出すと、ジンジンと物凄い痛みが襲ってきます。

「終わったか・・・」

海に一度も入らずして、私の海は終わったと正直マジに思いました。

もし皮膚がひんめくれでもしてしまったら、火傷の症状なだけに感染症の危険もあるから海なんぞには入れるわけもなく・・・オーマイガー

ところが、すぐさま氷で延々冷やし続けたのが功を奏し、その時点ではなんとかそれだけは食い止められたようです。私は宿の人に薬局の場所を尋ね、車で20分ほど掛けたところにあるドラッグストアーで火傷治療の薬とバンソウコウ(防水シート)を購入。早速治療しました。

もちろん海に入る対策デス(笑)。

腹痛抱えてのオカミサン同様に、私も意地デス。ど根性~

初日のそのときは、確かに火傷で真っ赤になりその後どす黒くなったりしましたが、とりあえず防水シートを貼っておいた程度でしたが、翌日朝になり火傷跡を見てみると、、、

うぎゃっ、、、水ぶくれになっとるでぇ~

これをそのまま放置して海に入っていれば間違いなく水ぶくれが破れて皮がベロ~ンてなり・・・雑菌入りやすし。危ない。

よって、オカミサンから眉毛切り?のハサミを借りて、チャッカマンの火で炙り、それを水ぶくれに突き刺して潰しました。その後、薬を塗り込み、防水シートを貼り、補助的に汎用バンソウコウでガチガチにテーピング。その上から念のために靴下2枚重ねで海に入りました。

この仕様で3日目まで無事に全うし、現在も火傷跡も無事ヘンテコなことにもなってはおらずあとは治っていくんじゃないかな~と希望的観測でした。
ちなみに次の日より昼飯は大人しく海のイェ~にお世話になったのは言うまでもありません(爆)。しばらくはトラウマになりそうです。


ちなみに弓ヶ浜という浜辺は入り江の奥の方に位置しているために、滅多に大きい波は来ません。ほとんど凪状態が例年のことだったのですが、今年は台風の影響で海面はかなりうねっていました。それは約10年近く通っている中で今年の海が一番荒れていました。逆を言えば一番面白い海ということも言えますけどね。
それだけにいつも以上に子らの動向には絶えず注視していました。数日前より海難事故の報を多数耳にしていたので、だからというわけではありませんが、子供はなにをしでかすかわかりませんからね。
ま、自分自身が火傷という痛い目に遭いながらも、とりあえず家族全員無事に帰宅できたことに今は安堵しています。

そうそう、ちなみに腹痛で悶絶していたオカミサン。帰宅後翌日医者へ行ってみれば。。。

「尿管結石」

。。。だったそうです。

そりゃ痛いわな~


みんな身体を張ってのバカンスだったとさ。


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