一般的車載用バッテリーとして二分される『開放型』と『密閉型』。
『密閉型』はいわゆるシールドバッテリー又はMF(メンテナンスフリー)バッテリーなどと呼ばれているように『開放型』バッテリーのように日頃から煩わしい液量管理などする必要もなく、横倒ししても『開放型』のようにバッテリー液(希硫酸)が漏れ出るようなこともない。
おまけに軽量コンパクト!
こりゃなかなかの優れもの!
・・・なんでしょうね。
たぶんね・・・
でも、そーなのかなぁ・・・??(笑)
確かに『密閉型』は「軽量コンパクト」、こりゃイイ!
倒しても厄介な希硫酸漏れ出さない、こりゃイイ!
倒しても厄介な希硫酸漏れ出さない、こりゃイイ!
えっと、えっと、他のメリットは??
対して『開放型』は、比重計で簡単に比重のチェックが“できる”ことによりバッテリー自体の大まかな状態を知ることができます。もしそれにより比重が下がり気味だったなら市販のバッテリー強化剤などをドーピング(笑)、充電器でガンガン充電できますね。
液量のチェックが“できる”ことにより、例えば液量の異常な減り具合が見られたときには電気系トラブル(特にレギュレーター不良による過充電など)を疑うなどトラブルが深刻化する事前にそれらを防ぐこともできるでしょう。全てではないでしょうが一つの発見手段くらいにはなるでしょう。
確かにどうあがいても『開放型』バッテリーはメンテナンスフリーとはならず、こまめに少なくとも液量くらいはチェックし続けてやる必要はありますが、逆にモノは考え様。こまめにバッテリーを観察してやることによりバイク内の普段目に見えないエレキの部分がバッテリーを媒体として乗り手に訴えかけてくるのをほんの僅かでも感じ取ってあげられれば、数あるトラブルのうちのいくつかは事前に防ぐことができるんじゃないかなと私は思うデス。
そんなわけで、アナログ人間の私にはコチラ『開放型』バッテリーの方が性に合っているんだなぁ~(笑)
今だに一般的自動車のバッテリーは『開放型』が主流ですね。逆に自動車に『密閉型』が積まれているのを見たことありません。あるのかな?自動車用シールドバッテリーって??やはりその出生は、最大の特徴であり利点が最大の目的なわけですね。
「軽量コンパクト」。
バイクにとってそれが全てであり正義なわけですよ。そのためにはメンテナンス性は二の次三の次でも朝飯前(意味不明)。手を入れる隙を与えず、ほとんど使い捨て。聞くところによると、現在の最新バイクのシールドバッテリーって、電解液がさらに「ゲル状」になっていて横積みしようが斜め積みしようが逆さ吊りしようが全然問題ないそうですね。となると更に使い捨て度数が高いんだろうな・・・。
二輪用バッテリーってガタイの割には結構お値段高いので、常日頃からバッテリーみたいにお財布も充電できたらいいな~(笑)と思っているトーサマとしましては、そんなお財布にも優しいためにバッテリー少しでも長持ちさせたいものですね。
ちなみに左の開放型のやつは、魂ここにあらず。既にお陀仏してます。
ただ比較対象のイメージとして置いてみました(笑)。
右のシールドバッテリーの方は今日もしつこく充電器に繋がれてます。
意地でも生き返れーっ!ムダナ アガキカ?