おっさん's だいありー

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かすみがうらマラソン2017

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結果から言って昨日の「かすみがうらマラソン」どうにかこうにか関門にも捕まらず最後まで走り切らせていただいた…といった感じで、まぁいわゆる惨敗、敗北感しか残っていないレースだった。

とにかくスタート前からヤヴァさ満点だった。風が少々強かったもののその陽射しのヤル気っぷりったら尋常じゃなかった。予報では26℃?!この時点でオワッターとか思った(笑)

とにかくブッツケ本番だったので序盤から勢いに任せて飛ばさない(…というか飛ばせないw)超スローペースで入り「時間内完走だけ目標」を目指した。。。

。。。のだが、結果は「それさえも叶わず」だった。いや、走り切らせてはくれた。でも制限時間6時間以内ではなかった。だからシビアな大会ならばソコでレース終了、強制収容なのかもしれないがかすみがうらマラソンはそういう意味では優しい大会なのかもしれない。ちゃんとゴールさせてもらい完走証までくれた。6時間27分(大笑)
少なくとも前回の同大会出走時より1時間半も遅かった自分。いくらクソ暑すぎたとかいったってこれほどまでの玉砕ぶりにただただ悔しさのみ残ったわけで、次回来年のリベンジを早くも心に誓ったのであった(笑)

まぁ確かに過去の自分にすら勝てる要素は全く思い当たらなかったわけで、、これまでの自分だったら少なくともハーフ超えまでは歩いたりしなかったし、たとえ30kmの壁でヘコタレて歩いたとしても残り10km過ぎてから黄泉返りスパートかけられるまでにはなったもんだが、この日の自分は既に16kmくらいで1回立ち止まり屈伸したり、そして26kmくらいからは走ってる時間よりも歩いてる時間の方が長いんじゃね?という体たらく。
それでもそうやって体力復活しながら再び走り出せているうちはよかったのだが、後半はもうそれすらもできない既に「足が終わってた」感じ。1km走ってた1km歩いての繰り返し。もういつ関門に引っかかりタイムアウトの宣告を受けるか……というか、もういっそのこと終わらせて~とか懇願したかった。

もうほとんどドンケツの方なんだろな…だいぶ自分のまわりのランナーの数もまばらに思えてきた。それでも給水所などエイドステーションのボランティアの人たちは一生懸命水やらバナナなどの提供をし続けてくれる。精一杯の声援を送ってくれる。沿道にもトボトボ歩き走りをしている自分などにもエールを送ってくれる。そしてこの「かすみがうらマラソン大会」の特色の一つでもある要所要所の立て看板、茨城弁での応援川柳メッセージ。ホント、どれもこれも涙が溢れてくれるほどの感謝いっぱい。ヘコタレているときほど人の心が身に染みる。

「そうだったよな、ここには走りに来たんだった。最後くらいは…。」
もう一歩も走り出せませーん…て感じの自分だったが、最後にひとつくらいは自分を褒めてあげられることしなくちゃ。ラストたった2kmくらいだったと思うけど、最後フィニッシュラインまでの道を最後の一滴パワー振り絞って駆け抜けた…つもりでバンザーイフィニッシュ。

ここまでの道中で沿道にはこの暑さと疲労からか、かなりのランナーがバタバタと倒れていて介抱されている姿をよく見掛けた。救急車のけたたましいサイレンの音もひっきりなし、あたりにこだましていた。そういう光景がいつも以上に多く思えた。そんな中、明日は我が身か!と覚悟していた状況だもの、とにかく今、この時だけは、このフィニッシュラインを超えられたことだけでもヨシとしておこう。自分自身をそう無理やり納得させて帰路についたのであった。

その道すがら家人に無事ゴールのメッセージを送った。

長男からリアクションがあった。

「おそーー 笑笑」

「うるせー」

次回ヤツがぐうの音もでないほどのリベンジを心に固く誓ったのであった。

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