遥ーーか昔。
まだまだ若かりし頃。
とある日のこと。
部屋の中、
隣で彼女がすやすや
昼寝してたんだ。
そのとき、
そんな彼女の無防備な
その口元を見ていたら……
ふと、妙な気持ちが
モコモコ芽生えてきたんだ。
若かったボクは、
その若い衝動を
もはや抑えることが
できなくなっていたんだ。
あぁぁ……
い、い、いかん…
そ、そんなことは…
ダメだぁー
でも、そんな自分の
気持ちを止めることは
もうできない。
ボクは…
彼女の…
その口元に…
近づいたんだ…
そして…
その可愛らしい口に…
そっと手を伸ばしたんだ
そして、、
ポイっ！
その手にあったもの…
傍に置いてあった
小さく割って
クラッカー。。。
？！
だいたいなー
そんな無防備に
大口開けて寝ていたら
なにか放り込みたくなる
だろがぁーー！
でもね、、、
それだけでは
済まないボクって……
もはや
鬼畜？
そのクラッカーの小片に
なにやら緑色の
ねりねりを。。。
ほぉ～ら♪
ポイっと放り込まれた
緑のねりねりトッピング
わさび on the クラッカー♪
口になにやら異物の混入で
一瞬、ん？！って
怪訝な顔した
寝ぼけ眼の彼女。
でもそれがクラッカーと
判ると
モグモグ食べ出した…
…のだがーーー
次の瞬間彼女が
目を白黒させて
雄叫びあげ血相変えて
飛び上がったのは
言うまでもない。。。
そのあとのことは……
ご想像に任せる
ちなみに、、、
一週間ボクは
びっこ引いていたことだけ
付け加えておく…
イタタタタ。。。
それはウソだけど(笑)
